五代・北宋・遼・西夏の美術の粋を集めた決定版!
五代・北宋・遼・西夏の美術の粋を集めた決定版!
歴史と芸術が交差する壮麗な世界
『世界美術大全集 東洋編5』は、五代・北宋・遼・西夏時代の美術を網羅した決定版です。この時代は、政治的な変遷とともに芸術が大きく発展し、絵画、陶芸、書道など多岐にわたる分野で傑作が生まれました。
宋の美術黄金時代
北宋時代は、徽宗皇帝の治世により芸術が隆盛を極めました。宮廷画家による水墨山水画の発展や、郭煕、李唐といった名画家の登場がこの時代の特徴です。また、書道では蘇軾、黄庭堅、米芾らが独自の書風を確立し、陶芸では青磁や白磁が洗練の極致に達しました。
遼・西夏の独自性
一方、北方の遼や西夏では、遊牧民族の文化が美術に反映され、仏像や壁画などに独特の様式が見られます。特に遼時代の仏像は「東洋のヴィーナス」と称されるほどの美しさを誇り、西夏の仏画も新資料や発掘品を通じてその魅力が再評価されています。
美術愛好家必携の一冊
本書は、これらの時代の代表的な名品を新撮カラーで紹介し、歴史と芸術の融合を楽しめる内容となっています。美術愛好家にとって、まさに必携の一冊です。